インフルエンザが流行期に入りました

　大阪府感染症情報センター(http://www.iph.pref.osaka.jp/)によりますと、平成30年第48週(11月26日～12月2日)の大阪でのインフルエンザの定点医療機関当たりの報告数は1.25となり、流行開始の目安となる1.00を超えて、流行期に入りました. 第49週(12月3日～12月9日)にはさらに2.37まで増加しています. 一方、全国10,064の薬局が参加している薬局サーベイランス(http://prescription.orca.med.or.jp/syndromic/

kanjyasuikei/index.html)によりますと、第48週1週間当たりの推定インフルエンザ患者数は36,580となり、全国的な流行開始の基準値(30,000)を今シーズン初めて上回り、第49週には62,134まで急増しています. 今後さらにインフルエンザの流行が拡大することが予想されます.

なお、日本小児科学会より2018/2019シーズンのインフルエンザ治療指針(http://www.jpeds.or.jp/uploads/files/2018_2019_influenza_all.pdf)が公開されていますので、今一度ご確認ください.

（感染症対策委員会）

この記事は大阪小児科医会ISOP 276号（2018/12/17発行）に掲載されています。
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