医会活動の紹介

 一般社団法人大阪小児科医会の生い立ちと現在の活動の概要を紹介します。

 大阪小児科医会は、昭和51年9月25日、「大阪府内において小児とその家族に最も親しく接する医師が、小児医学の研鑽に努め、専門的立場に立脚して小児医療の向上、小児保健および福祉の充実、普及を図りもって小児の健全育成に寄与すること」を目的に発足しました。発足当時は、総務、学術、地域医療、健保、広報の5つの委員会が組織されましたが、その後各委員会は総務、学術、プライマリ・ケア、情報、広報、勤務医の各部会と再編・改称されました。各部会を中心とした医会活動は内外に高く評価されるところとなり、平成3年8月に社団法人大阪小児科医会として承認され、平成25年には一般社団法人大阪小児科医会に組織変更され現在に至っています。各部会は時代とともに整理・統合され、現在は総務、学術、プライマリ・ケア、情報・広報、医業経営、病診連携の6部会が精力的に活動しています。

 以下に歴代の会長を紹介します。

初代 (昭和51年~平成2年) 安達雅彦
2代目 (平成2年~平成10年) 川田義男
3代目 (平成10年~平成15年) 岡本健治
4代目 (平成15年~平成17年) 大林一彦
5代目 (平成17年~平成21年) 蔭山尚正
6代目 (平成21年~平成25年) 小川 實
7代目 (平成25年~平成29年) 武知哲久
8代目 (平成29年~令和元年) 田尻 仁
9代目 (令和元年~令和5年) 松下 享
10代目 (令和5年~) 村上城子

 

各部会の活動を紹介します。

 総務部会は、安定した財務会計の維持、会員構成の検討と入会の促進、会員相互の懇親など幅広い業務に携わっています。約700名の会員を擁する組織の発展的継続性を担保するための「かなめ」として重要な役割を担っています。

 学術部会では小児医療について最新の知識や話題の問題を取り上げ、その分野の先駆者を講師に招いて年に3回の学術集会(講演会)を開催しています。

 プライマリ・ケア部会では、成育委員会、感染症対策委員会、小児在宅医療委員会の各委員会活動を通じて、小児科診療の第一線で、子どもの生活や育児にも役立つ資料作成など積極的な活動が行なわれています。   

 情報・広報部会は、年4回の会報発刊、速報性を重視したISOPの毎月発行、ホームページの管理・運営等を行っています。会員に医会活動を迅速にわかりやすく報告し、小児科診療に役立つ情報を提供するとともに、一般府民にも子育てに有用な情報を発信しています。

 医業経営部会は、小児の社会保険や福祉制度の情報収集と検討を行うと共に、小児科医療機関の経営の安定に資するための情報を会員に提供しています。

 病診連携部会は、開業・勤務小児科医が連携し、障がい児問題検討委員会、病院勤務医ネットワーク運営委員会、救急委員会の各委員会で積極的な活動が行われています。

 以上、今後とも大阪小児科医会の活動をご支援下さい。またこのホームページを通じて、医会の活動を報告してまいりますので、ぜひご覧下さい。

 

(情報広報部会)