9価HPVワクチン定期接種化について

 

 11月8日に開催されました第50回予防接種基本方針部会にて、9価HPVワクチンの定期接種化についての議論が行われました. 内容は次の通りです. ①令和5年4月より9価HPVワクチンの定期接種化の予定. ②接種方法・間隔については4価ワクチンと同様. ③交互接種については、同じ種類のHPVワクチンでの接種完了を原則とするが、2価または4価ワクチンが未完了の場合、 医師と相談した上で、残りの接種を9価ワクチンで完了も可能とする. ④キャッチアップ接種(接種対象年齢を過ぎた対象者への接種)についても上記と同様の考え方とする. ⑤9価ワクチンの2回接種についても承認申請中であり、承認後に定期接種の導入に向けて議論を開始予定とのことです.
 定期接種化に向けての今後の予定は令和5年1月に予防接種実施規則が公布され、4月から施行予定となっています.
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000192554_00025.html

(プライマリ・ケア部会感染症対策委員会)

この記事は大阪小児科医会ISOP 323号(2022/11/18発行)に掲載されています。
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 未分類   投稿日:2022/11/18