麻疹患者が報告されました
11月12日(第46週)、泉佐野保健所に麻しん(はしか)の発生届が提出されました.患者は30歳代の男性、11月7日発症、症状は発熱・発疹・鼻汁・結膜充血・下痢・倦怠感等で、ワクチン歴は不明、発症前の渡航歴はありません. 現在のところ二次感染の報告はありません. 麻しんはコロナ禍の2020年から2022年までは少なかったのですが、2023年は5例(全国では28例)、2024年1月以降第45週まではすでに8例(全国では39例)報告されています. 大阪府感染症情報センターによりますと、海外での2023年の主な麻しん患者報告地域は、東南アジア地域(SEAR)、東地中海地域(EMR)、アフリカ地域(AFR)等です.公共機関からの麻しんに関する注意情報を下記のURLからご覧下さい.
https://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/fumin/o100050/prs_50929.html
https://www.niid.go.jp/niid//images/idsc/disease/measles/2024pdf/meas24-45.pdf
https://www.iph.osaka.jp/li/070/20241114144833.html
(プライマリ・ケア部会感染症対策委員会)
この記事は大阪小児科医会ISOP 347号(2024/11/22発行)に掲載されています。
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投稿日:2024/11/22